移動平均線

短期 5
短中期 20
中期  60
長期 200

移動平均線の期間や日数の設定はどのくらい?

移動平均線は、たとえば「5日間」というように設定し、
1本の線を見るのではなく、「5日間、25日間、70日間」のように、
短期、中期、長期の移動平均線を設定することで、トレンドを把握できるようになります。

短期、中期、長期で見ることで、どの移動平均線も同じ動きをしていれば、
トレンドを見極めることが可能です。

期間の設定に関しては決まった日数というものは設定されておらず、
「5」の倍数が頻繁に利用されているようですね。

移動平均線の見方

移動平均線は、トレンドを見極めることに利用できますが、
レジスタンスライン、サポートラインとしても利用することができ、
価格の値動きを見ることに利用することができます。

レジスタンスラインとは、レジスタンス(抵抗)を意味し、
ある程度価格が上昇すると、そのラインで価格が反落することを言います。

つまり、移動平均線の付近までチャートが近づいてくると、
反落する可能性のあるポイントとして見ることができます。

もちろん投資に絶対はありません。

移動平均線がレジスタンスラインとなって100%反落するということはありませんが、
1つの指標として見ることが出来ます。

次にサポートラインとは、レジスタンスラインとは逆に作用するラインのことを指します。

サポートは「支持」を意味し、そのライン付近まで価格が下ってくると、
移動平均線をサポートラインとしてそこで価格が上昇する可能性もあります。

また移動平均線とは、書いて字の如く、
価格の平均値を出したものです。

価格の値動きは、移動平均線に近づこうとする働きがあります。

なので、移動平均線よりチャートが上にある場合は、平均価格より高いので、
上昇のトレンドが働いており、逆に移動平均線より下にあれば下降のトレンドが働いています。

チャートは移動平均線に戻ろうと作用するため、
移動平均線から離れすぎたタイミングをうまく利用すると相場予測に
非常に役に立つでしょう。

また短期の移動平均線と、長期の移動平均の「クロス」するタイミングを見計らって
相場を読む方法も存在しています。

短期の移動平均線が、長期の移動平均線を「下」から「上」に抜けることを
「ゴールデンクロス」と言います。

短期的にみて上昇のトレンドが発生しているので、
これは「買い」のサインですね。

これとは逆に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を「上」から「下」に抜けた場合は、
「デットクロス」と言い、これは下降のトレンドが発生していることを指します。

価格が下がるのでは、デットクロスでは「売り」のサインと言えますね。

移動平均線は1時間脚や4時間脚、日脚が有効。トレンドの転換を見るため用。レンジ中は機能難しい。

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